本来は混ざらない水と油を混ぜ合わせるために使われます。「乳化剤」は一括名なので、実際に何が使われているかは表示されません。
「乳化剤」は一括名のひとつです。一括名とは、複数の添加物を組み合わせて効果を出すものなどについて、物質名の代わりにまとめた名前で書くことが認められている制度で、全部で14あります。大豆由来と書かれるのは、アレルギー表示のためです。
水と油は放っておくと分離します。乳化剤は両方になじむ構造をもっていて、あいだに入って混ざった状態を保ちます。
チョコレートのなめらかさ、アイスの口どけ、パンのしっとり感、ドレッシングの分離のしにくさ——見た目や食感の多くが、この乳化のはたらきに関わっています。
大豆から取れるレシチンのように、食品にもともと含まれる成分が使われることもあります。この場合も添加物として加えれば表示の対象になります。
油脂と水分が両方入っている食品の多くで使われています。
原材料名の欄にある/(スラッシュ)より後ろが添加物です。乳化剤もこの位置に書かれます。改行や別欄で区切られている商品もあります。
乳化剤を使わないドレッシングは、置いておくと分離します。振ってから使う、というひと手間が必要になります。
分離は傷んだ証拠ではありません。むしろ混ざったままのほうが、何かが効いている状態です。
地球人倶楽部のドレッシングを見る →表示制度についての記述は上記を参照しています。各機関の監修を受けたものではありません。
このページは食品表示法に基づく表示の用途を説明するものです。個々の添加物の安全性を評価したり、特定の商品を推奨・否定するものではありません。
食品添加物は、食品衛生法に基づき国が使用を認めたものが、定められた基準の範囲で使われています。
正確な情報は商品の表示および消費者庁・厚生労働省の公表資料をご確認ください。
発行:地球人倶楽部(株式会社プロップスジャパン)
© 株式会社プロップスジャパン