食品にとろみや粘りをつけるために使われます。海藻や植物、微生物からつくられる多糖類をまとめた呼び方です。
増粘剤・安定剤・ゲル化剤・糊料は用途名を併記する8分類のひとつです。ここでの「増粘多糖類」という書き方は、2種類以上の多糖類を使ったときに認められている簡略な表示です。1種類だけなら「増粘剤(キサンタンガム)」のように物質名が出ます。
多糖類は、糖がたくさんつながった構造をもつ成分です。こんにゃく、海藻、豆、微生物の発酵などから取り出されます。
水に溶かすと粘りが出る性質を利用して、とろみをつける、分離を防ぐ、ゼリー状に固めるといった用途で使われます。
複数を組み合わせると、単独では出せない食感になります。そのため2種類以上使われることが多く、結果として「増粘多糖類」の表示が増えます。
とろみや食感が商品の特徴になっている食品に多く見られます。
原材料名の欄にある/(スラッシュ)より後ろが添加物です。増粘多糖類もこの位置に書かれます。改行や別欄で区切られている商品もあります。
家庭で固めるなら、寒天、葛、ゼラチンといった素材そのものが使えます。分量の調整は必要ですが、原材料はひとつで済みます。
寒天は海藻からつくられる、昔からある素材です。
地球人倶楽部の寒天・葛を見る →表示制度についての記述は上記を参照しています。各機関の監修を受けたものではありません。
このページは食品表示法に基づく表示の用途を説明するものです。個々の添加物の安全性を評価したり、特定の商品を推奨・否定するものではありません。
食品添加物は、食品衛生法に基づき国が使用を認めたものが、定められた基準の範囲で使われています。
正確な情報は商品の表示および消費者庁・厚生労働省の公表資料をご確認ください。
発行:地球人倶楽部(株式会社プロップスジャパン)
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