アルバラド ストリート ベーカリー |Alvarado Street Bakery
History
利益のためではない、ひとのためのパン
1978年、米国カリフォルニア州で地元コミュニティのためにホールグレインのパンを製造開始。もともと非営利団体が母体で「利益のためではなく、ひとのための食べ物を」というサンフランシスコ内での社会運動に影響を受けてのスタートでした。GMO-Freeも他に先駆けて導入し、1981年従業員所有協同組合となりました。
それ以来35年経て、米国内のオーガニックパン業界でナンバーワンといわれるベーカリーになりました。現在工場は3拠点、製造ラインは機械化が徹底されており、1日に40,000本のパンを製造、83人の従業員(兼オーナー)が働いています。
About Alvarado
小麦を発芽させることから、パン作りは始まる
アルバラドのパンを口に入れると、穀物の風味がいっぱいに膨らみます。そのパンの最大の特徴は発芽小麦。まずオーガニック小麦粒を水に浸けて発芽させグラインダーにかけて基本生地にしていきます。発芽により酵素が活性化して栄養価が高まるのです。実は発芽小麦を使ったパンは紀元前にも遡る古の製法。発芽の工程は繊細に管理されています。
また、同社は太陽光発電に力を入れており、工場の1800坪の屋根に設置したソーラーパネルでパン製造に消費するエネルギーの40%をまかなっています。
会社の運営は民主主義に徹底され、投票権はすべの従業員が平等に一票をもつとのこと。株は従業員のみが所有し利益は平等に分配されます。