自然食品の業界では著名な青森県の米内口さんが作るブロッコリーは安心安全だけでなく、野菜本来が持つ優しい香りをさわやかな香りを持つ逸品。是非、ご堪能下さい!!
無農薬ブロッコリー
無農薬栽培が難しい理由は、害虫がつきやすいことと、雑草が生えやすいことです。戦後日本で化学合成農薬を使うようになってから、除草作業の時間に大きな違いが生まれました。1949年は10アール50時間かかっていた除草作業が、1999年には2時間に減少しています。このことからも、化学合成農薬がいかに効果的なのかがわかります。
さらに難しいことには、無農薬でなんとか病害虫や雑草対策ができても、土壌と野菜の相性が悪ければ、丈夫に育ちません。弱い野菜は害虫が好みますので、野菜が食われるリスクが高くなります。害虫に食べられなくても、形や色が悪かったり傷が入ったりして、おいしい野菜にはならないでしょう。このように、農薬に頼らず野菜を作ることはとても難しいことなのです。
「無農薬野菜」という表記は使ってはいけない!?
以前は「無農薬」「減農薬」などと表記された野菜が販売されていましたが、これらの表現は生産者によって定義が異なり、消費者に誤解を与えやすいという理由で、平成16年に禁止されました。農林水産省の『特別栽培農産物に係るガイドライン』によると、「無農薬」「減農薬」「無化学肥料」「減化学肥料」は表示禁止とされています。
ですが、農家の人が頑張って農薬や化学肥料を減らして作ったのに、売るときに何もアピールできないのでは努力の甲斐がありません。消費者にとっても農薬や肥料の情報は、選ぶときのひとつの判断基準になります。
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