この記事の要点
合わせ方の出発点は、「産地を合わせる」「重さを合わせる」「酸味を生かす」「同じ色のものを」の4つ。白・ロゼ・スパークリングは魚介や前菜、赤は肉料理やきのこと、が基本です。実際の組み合わせは、輸入元・つくり手の案内を例に、出典を添えてご紹介します。

「このワインには、どんな料理が合いますか?」。よく聞かれる質問のひとつです。実は、料理とワインの組み合わせに、絶対の正解はありません。それでも、いくつかの考え方を知っておくと、選ぶときの手がかりになります。
基本の4つの考え方
- 産地を合わせる:同じ土地の料理とワインは、相性がよいと言われています。
- 重さを合わせる:軽やかな料理には軽やかなワイン、しっかりした料理にはしっかりしたワイン。
- 酸味を生かす:酸味のあるワインは、レモンや酢を使った料理、脂のある料理をすっきりさせます。
- 迷ったら、同じ色のものを:白身魚や野菜には白、肉料理やきのこには赤、が出発点になります。
※ 以上は一般的な考え方です。
白ワイン・ロゼ・スパークリング
酸味とフレッシュさが持ち味のタイプです。魚介や、サラダ、前菜から試してみてください。輸入元アズマコーポレーションの案内には、こんな組み合わせがあります。
- ピクプール(南仏ラングドックの白):豊富な酸とミネラルを含んだ味わいで、魚介類に合うと紹介されています(ドメーヌ・ラ・グランジェット)。
- ジャケール(サヴォワ地方の白):チーズ料理や、川魚、山菜などの「山の幸」に合うと紹介されています(フィリップ・エ・シルヴァン・ラヴィエ)。
- グリューナー・ヴェルトリーナー(オーストリアの白):ドナウ川のほとりの区画「サッツ・ヴィーテル」のワインは、レス土壌由来のミネラル質があり、魚介類向きと紹介されています(ミュラー・グロースマン)。
- カヴァ ロゼ(スペインのスパークリング):特定の料理を選ばず、さまざまな食事に合わせられる辛口のロゼと紹介されています(ヴィーニャ・マルティナ)。
白ワインは、一般的な目安として、8〜10℃によく冷やすとすっきりします。
赤ワイン
つくり手が、自分のワインに添えている提案の例です。
- サンジョヴェーゼ(トスカーナの赤):干し牛肉(ブレザオラ風)、肉やトマトソースのタリアテッレ、ローストした白身肉、魚介の煮込み「カッチュッコ」、熟成したパルミジャーノやペコリーノ(パクラヴァン・パピ社の生産者サイト「ガブリッチョ」のページ。提供温度は18〜20℃と案内されています)。
ほかの赤ワインについては、記事「ロドリゲス・サンソ」で、ぶどうの特徴や熟成を紹介しています。赤ワインの提供温度は、一般的な目安として、ライトなものは14〜16℃、しっかりしたものは16〜18℃です。
よくある質問
「白身魚には白、肉には赤」は本当ですか?
出発点としては使いやすい目安です。ただ、味つけやソースによって変わるので、ひとつの目安としてお考えください。
冷やしすぎてしまったら?
少し置いておくと、温度が上がって、香りが開いてきます。
ワイン初心者は、何から選べばよいですか?
軽やかな白や、ロゼ、スパークリングから試してみる方法があります。ラベルの見方は、記事「ワインのラベルの読み方」も参考にしてください。
お酒は20歳になってから。20歳未満の方の飲酒は、法律で禁止されています。妊娠中・授乳中の飲酒はお控えください。飲酒運転は、法律で禁止されています。
参考:輸入元アズマコーポレーション各生産者ページ(azumacorp.jp・2026年10月20日確認)/パクラヴァン・パピ社「Gabbriccio IGT Tuscan Sangiovese」(https://www.pakravan-papi.it/en/wines/gabbriccio-red-wine-igt-tuscany-sangiovese/・2026年10月20日確認)。

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