刀根柿(とねがき)は、種のない柿の代表品種のひとつです。奈良・吉野の堀内農園から、今シーズンの刀根柿が入荷しました。この記事では、刀根柿という品種についてと、育てている堀内農園について紹介します。

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刀根柿とは|”渋柿の王様”と呼ばれる早生の種なし柿
刀根柿は、平核無柿(ひらたねなしかき)という品種の、早生(わせ)の系統です。奈良県の刀根淑民(とねよしたみ)さんの園地で偶然見つかったもので、昭和55年(1980年)に品種登録されました。実の姿と味のよさから、「渋柿の王様」と表されることもあります。
「種なし」の仕組み|渋抜きについて
刀根柿(平核無柿)は、品種そのものが種を持たない柿です。薬剤などで種をなくしているわけではなく、もともと種ができにくい性質を持っています。
ただし、この系統はもともと渋柿(渋みの強い柿)の仲間にあたります。渋みの正体はタンニンで、収穫したそのままでは渋くて食べられません。そのため、出荷前にタンニンを抜く「渋抜き」という処理を行ってから、甘い柿として出荷されます。
奈良・吉野の堀内農園について
刀根柿を育てているのは、奈良県吉野の堀内農園です。堀内農園は、吉野の杉山を開拓し、およそ250年前からみかんの栽培をはじめ、今から100年以上前から柿を栽培してきました。現在の園主である堀内俊孝さんは5代目にあたります。東京農業大学で果樹を専攻して学び、化学肥料を一切使わず、理論と実践に基づいた減農薬栽培(特別栽培)で、柿を育てています。
堀内農園のこだわり
- 剪定(12月〜3月末):木々の日当たりと風通しをよくするように枝を切り落とし、害虫の発生を抑える
- 土づくり:木を粉砕したチップや無化学肥料を使い、モグラやミミズが住みつくようなフカフカの土をつくる
- 摘蕾(てきらい):1本の枝に6〜10ほどつく蕾を、1つだけ残して落とす作業。年によって変動はあるが、これにより一玉一玉が立派な実に育つ
- 受粉の工夫:花が咲き始める頃、園地にミツバチを放ち、受粉を助けてもらう
当店で扱う刀根柿
地球人倶楽部のオンラインストアでは、堀内農園の刀根柿(種なし)を取り扱っています。
※ 表示は商品ページの記載によるものです。天候や生育状況により、欠品となる場合がございます。最新の情報は商品ページをご確認ください。
よくある質問
Q. 刀根柿には、本当に種がないのですか?
A. はい。刀根柿(平核無柿)は、品種そのものが種を持たない柿です。薬剤で種をなくしているわけではありません。
Q. 渋柿なのに、なぜ甘く食べられるのですか?
A. 収穫後に、渋みの正体であるタンニンを抜く「渋抜き」という処理を行ってから出荷しているためです。
Q. 堀内農園は、どこにありますか?
A. 奈良県吉野にあります。約250年前からみかん、100年以上前から柿を栽培してきた農園で、現在の園主は5代目にあたります。
まとめ
刀根柿は、平核無柿の早生系統で、品種そのものに種ができない柿です。収穫後の渋抜きによって、甘く食べやすい柿として出荷されています。奈良・吉野の堀内農園では、化学肥料を使わない土づくりや、1枝1蕾に落とす摘蕾など、手間をかけた栽培が続けられています。
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