「オーガニック」と書いてあっても、その意味は、商品によって違います。食品と、化粧品や衣料などの食品以外では、決まりごとが別々だからです。この記事では、表示にまどわされないための見分け方を、食品とそれ以外に分けて整理しました。
食品の「有機」「オーガニック」の基準とマークの見方は、オーガニックとは?有機JASマークの見分け方と、選ぶときの注意点にくわしく書いています。
食品の場合:マークがなければ「オーガニック」とは書けない
農産物、畜産物、加工食品に「有機」「オーガニック」などの表示をつけられるのは、国の有機JAS制度の認証を受けて、有機JASマークを付けたものだけです。マークのないものに、この言葉や、これと紛らわしい表示をつけることは、法律で禁止されています。
つまり食品では、マークが付いているかどうかが、いちばんはっきりした手がかりです。マークの近くには、検査をした登録認証機関の名前が書かれています。
食品以外の場合:有機JASとは別のもの
化粧品、シャンプー、衣料、雑貨などは、有機JASの対象ではありません。「オーガニック」と書いてあっても、その意味は、ブランドや、認証団体の基準によって変わります。
- 国際的な民間の認証には、化粧品のCOSMOS、繊維のGOTSなどがあります。
- 認証がある場合は、認証団体の名前や、認証番号が書かれています。
- 「オーガニック」の文字だけで、認証名が見当たらないときは、何を根拠にそう呼んでいるのか、メーカーの説明を確かめるのが確実です。
海外の認証は、日本の有機JASとは別の制度
アメリカの農務省(USDA)のオーガニック認証や、EUの有機ロゴなど、世界にはそれぞれの国・地域の有機認証があります。基準や検査の仕組みは、制度ごとに違います。
海外の認証がついた食品でも、日本で「有機」「オーガニック」と表示して売るには、有機JASマークが必要です。パッケージに海外のマークしかない食品は、日本の有機JAS制度の上では、「有機」と表示できる食品ではありません。
「オーガニック風」に気をつけたいところ
- 商品名に入っているだけ: 食品なら、マークの有無を確かめる。マークがなければ、その食品自体が認証を受けたものとは限りません。
- 原材料の一部だけ: 原材料の一部に有機のものを使っていても、商品全体が有機とは限りません。
- やさしい印象の言葉: 「ナチュラル」「自然派」「無添加」といった言葉は、有機JASとは別のものです。
確かめたいことのまとめ
- 食品なら、有機JASマークと、認証機関の名前があるか。
- 食品以外なら、どの認証団体の、何の基準か。
- 海外の認証だけで、「有機」と言っていないか。
マークを確かめた食品は、オーガニック食品の通販のページにまとめています。
出典
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