甘夏の下ごしらえ|薄皮の苦みを残さないむき方|旬の下ごしらえノート #550

レシピ

甘夏は昭和初期に大分県で夏みかんの枝変わりとして発見された品種で、正式には「川野夏橙」と呼ばれています。従来の夏みかんに比べて酸味が控えめで甘みが強く、爽やかな香りとジューシーな果肉が特徴です。

甘夏は爽やかな酸味とほどよい甘さが魅力の柑橘だが、薄皮ごと食べると苦みが気になることがある。薄皮をきれいに取り除く下ごしらえをしておくと、果肉本来の甘さと食感を存分に楽しめる。

甘夏の皮をむいている様子

ご用意するもの

甘夏

①外皮とワタを厚めにむく

甘夏は外皮とその内側の白いワタごと厚めにナイフでむく。ワタを残すと苦みの原因になるので、実が少し見えるくらいまでしっかりむくとよい。

ナイフで甘夏の白いワタをむいている様子

②薄皮に切り込みを入れて実を取り出す

房ごとに薄皮の両側に浅く切り込みを入れ、実だけを取り出す。薄皮に残った果汁は絞って別に取っておくとドレッシングなどに使える。

薄皮から甘夏の果肉を取り出している様子

保存方法

むいた実は保存容器に入れて冷蔵し、2日程度で食べきるのがおすすめ。

薄皮をひと房ずつ丁寧にむいておけば、苦みのない甘夏本来の味を楽しめる。

丁寧に薄皮を取り除くことで甘夏本来のみずみずしい甘さと爽やかな香りがより引き立つことを、仕入れ担当としてもあらためて実感しました。

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