ミントの下ごしらえ|シロップで香りを飛ばさない加熱時間と加えるタイミング|旬の下ごしらえノート #718

レシピ

ミントに含まれる清涼感の成分「メントール」は熱に弱く揮発しやすいため、高温で加熱すると香りが失われやすい性質があります。古代ギリシャの時代から食用や薬用として親しまれており、ハーブの中でも特に長い歴史を持っています。

ミントシロップは水出しと違い、砂糖液を加熱する工程があるため、火にかけている時間が長すぎると爽やかな香りが飛んでしまいます。加える段階と時間を決めておくだけで、香り高いシロップに仕上がります。

ミントの葉

ご用意するもの

ミントの葉・砂糖・水

①砂糖と水を煮立ててシロップを先に作る

鍋に砂糖と水を入れて中火にかけ、砂糖が溶けてひと煮立ちしたら火を止めます。ミントはこの段階では鍋に入れず、シロップだけを先に仕上げておきます。

②粗熱を取ってからミントを加える

シロップの粗熱が完全に取れてから、洗って水気を切ったミントの葉を加えます。熱いうちに加えると香り成分が飛びやすいうえ、葉が茶色く変色しやすいので、必ず冷めてから加えます。

冷めたシロップにミントの葉を加えている様子

③軽く潰して30分ほど漬け込む

ミントの葉を軽く指でつぶすように押してから漬け込むと香りが移りやすくなります。冷蔵庫で30分〜1時間ほど置いたら葉を取り出し、香りが強く残っている状態でこし取ります。

ミントシロップをこしている様子

保存方法

こし終えたシロップは清潔な瓶に入れて冷蔵庫で保存すれば1週間ほど楽しめます。炭酸水やお茶で割ってお使いください。

加熱と冷却のタイミングを分けるだけで、香りの残り方が大きく変わります。 「土のこよみ」野菜定期便はこちら ›

粗熱を取ってから漬け込む工夫ひとつでミント本来のフレッシュな香りが引き立つことに、仕入れ担当として丁寧な下ごしらえの大切さを実感いたしました。

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