じゃがいもの保存方法|発芽を防いで長持ちさせる保管の下ごしらえ|旬の下ごしらえノート #1044

レシピ

じゃがいもはナス科の野菜で、南米アンデス原産、日本には江戸時代にジャワ島を経由して伝わったことから「ジャガタライモ」と呼ばれたのが名前の由来とされています。

じゃがいもは日光や暖かさにさらされると芽が伸びやすく、芽の周りには取り除くべき成分もできてしまいます。保存の仕方をひと工夫するだけで、芽出しをぐっと遅らせることができます。

土のついたじゃがいも

ご用意するもの

じゃがいも、紙袋または新聞紙

①洗わずに土つきのまま保管する

じゃがいもは表面を洗うと傷みが早まるので、土がついたままの状態で保存するのが基本です。使う直前にたわしなどで洗い落としましょう。

②光を遮って紙袋に入れる

じゃがいもを紙袋に入れる様子

じゃがいもは光に当たると発芽が進みやすくなるため、透明な袋ではなく紙袋や新聞紙で包んで光を遮断します。ビニール袋に入れる場合は口を少し開けて湿気がこもらないようにしましょう。

③冷暗所に置く

冷暗所に置かれた紙袋入りのじゃがいも

直射日光の当たらない風通しのよい冷暗所に置きます。りんごを1個一緒に入れておくと、りんごから出るエチレンガスの働きで発芽が抑えられるとも言われています。

こんなじゃがいもは注意

保存中に、次のような変化が出ることがあります。

  • 皮が緑色になっている:光に当たったことで起きる変色です。緑色の部分や芽の周りには、天然の毒性成分(ソラニンなど)が多く含まれるとされているため、厚めに皮をむいて取り除いてから調理してください。
  • 中に黒い点がある:低温障害などで、内部が黒っぽく変色することがあります。範囲が狭ければ取り除いて使えますが、広範囲に及ぶ場合や、異臭・ぬめりがある場合は使わないでください。

保存方法

この方法なら常温でも1〜2カ月ほど発芽を遅らせられます。芽が出てしまった場合は、芽とその周りのくぼみを深めにえぐり取ってから調理しましょう。

芽が出た姿を見るたびに、仕入れ担当としては「光と温度の管理だけでここまで変わるのか」と保存方法の大切さを思い知らされます。

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