
メンガツォーリ ザクロビネガー(マザー入り)250ml ※写真はイメージです
透明でクリアな酢に見慣れていると、このザクロビネガーの濁りは、品質に問題があるように見えるかもしれません。実際には、これは酢を濾過していないことによる濁りです。
「マザー」は、酢酸菌そのもの
酢は、酢酸菌の働きによってつくられます。この酢酸菌が発酵中に形成する膜状の塊は、英語で「マザー(酢の母)」と呼ばれています。一般的な市販の酢の多くは、製造工程で濾過され、透明でクリアな液体に仕上げられますが、この商品は日本の輸入代理店の説明によれば、濾過せずに酢酸菌をそのまま含んだ「無濾過・非加熱」のにごり酢です。沈殿は品質上の問題ではなく、この製法をとっている証拠だとされています。
沈殿は品質上の問題ではなく、無濾過・非加熱という製法をとっている証拠です。
ザクロを、種ごと搾る
原材料は有機ザクロ果汁のみです。種ごと有機栽培のザクロを搾った果汁を、そのまま醸造してつくられています。酸度は5%、大さじ1杯(15ml)あたり酢酸720mg・ポリフェノール15mgという成分表示があります。原液のまま使うのではなく、8〜12倍に希釈して飲むのが基本で、1本でおよそ15杯分になる計算です。
1962年、マントヴァの夫婦から始まった
つくっているメンガツォーリ社は、1962年にジョルジョ・メンガッツォーリ氏と妻カルラ氏がイタリア・マントヴァで創業した酢の会社です。「古い職人の伝統を、イタリアと世界に広めたい」という思いから始まり、現在は子の世代が事業を継いでいます。マントヴァ県とモデナ県に生産拠点を持ち、木樽を使った伝統的な発酵と、最新の技術を組み合わせて酢をつくっています。同社のバルサミコ酢はモデナのIGP(地理的表示保護)認定を受けています。
地球人倶楽部で選ぶなら
ザクロ酢は、ワインビネガーや米酢と比べると、まだなじみの薄い調味料です。希釈して飲むほか、ドレッシングに酸味とほのかな甘みを加える使い方もできます。濁りを気にせず、酢酸菌が生きたままの状態を楽しむ酢として選ぶものです。
この記事で触れた商品
1本でおよそ15杯分、希釈して飲むのが基本です。
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