春の七草を食べる風習は古代中国の「人日の節句」に由来し、日本では平安時代頃から無病息災や豊作を祈る行事として定着したと言われています。
春の七草がゆは、七草をいつ・どのくらいの大きさで加えるかで仕上がりが大きく変わります。香りと食感を活かす下ごしらえのコツを紹介します。

ご用意するもの
春の七草セット1パック、米1合、水(かゆ用の分量)、塩少々
① 七草を洗って水気を切る
七草セットは種類ごとにさっと水で洗い、土や汚れを落とします。葉物は特に根元に土が残りやすいので、根元を開くようにして流水で洗い流します。

② 塩ゆでしてから細かく刻む
塩を加えた熱湯でさっと塩ゆでし、冷水にとって色止めをしてから水気を絞り、細かく刻みます。下ゆでしておくことで青臭さが和らぎ、かゆに混ぜたときの口当たりがよくなります。

③ かゆが炊き上がる直前に加える
刻んだ七草は、かゆが炊き上がる1〜2分前に加えて軽く混ぜる程度にとどめます。早く入れすぎると香りが飛び、色もくすんでしまうので、加えるタイミングが仕上がりの決め手です。
保存方法
刻んだ七草は当日中に使い切るのが基本ですが、下ゆでした状態で小分けにして冷凍しておけば、翌日以降も香りよく使えます。
丁寧な下ごしらえは、素材そのものの味を引き立てる一番の近道です。
私たち仕入れ担当も、新年の無病息災を願いながら、旬の七草が持つ爽やかな香りと豊かな味わいを楽しんでいただきたいと感じています。
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