ミントの下ごしらえ|香りを損なわずに水出しするひと手間|旬の下ごしらえノート #262

レシピ

ミントウォーターは作り方が単純な分、下ごしらえの雑さがそのまま仕上がりに出てしまう飲み物です。葉を乱暴に扱うと香りが飛んでしまったり、逆にえぐみが出たりすることも。ひと手間かけるだけで、香りの立ち方がまったく変わります。

まな板の上に置かれた新鮮なミントの葉

ご用意するもの

ミント(スペアミントなど香りの穏やかな品種)ひとつかみ、水500〜600ml、お好みでレモンの薄切り数枚。

①葉を選び、優しく洗う

まず変色した葉や傷みの目立つ葉を取り除きます。ミントは繊細な葉なので、流水を直接当てるのではなく、ボウルに張った水の中で振り洗いするのがコツ。強くこすると香り成分ごと傷んでしまうため、茎を持ってふわりと揺らす程度にとどめます。

ボウルの水の中でミントの葉を振り洗いする様子

②水気を軽く払う

洗い終えたら、清潔な布巾やキッチンペーパーで優しく水気を押さえます。ここでもこすらず「押さえる」のがポイント。葉の表面についた水滴を軽く取るだけで十分です。

③軽く手のひらで叩いて香りを開かせる

水出しする直前に、葉を両手のひらで軽く一度だけパンと叩きます。こうすることで葉の組織がわずかに開き、水に浸けたときに香りがしっかり移るようになります。叩きすぎると青臭さや苦みが出てしまうので、一度か二度で十分です。

ミントとレモンを浮かべた水出しピッチャー

保存方法

水出ししたミントウォーターは冷蔵庫で半日〜1日ほどが飲み頃です。長く置くと苦みが出てくるため、作ってから1〜2日以内に飲み切るのがおすすめ。使う前のミントの葉は、湿らせたキッチンペーパーで包んで保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保管すると数日は香りを保てます。

結び

ちょっとした下ごしらえの違いで、香りの立ち方はこんなにも変わります。旬のハーブや野菜を使った小さな一手間を、日々の食卓に取り入れてみてください。

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