バルサミコ酢ドレッシングの下ごしらえ|煮詰めてコクを引き出す一手間|旬の下ごしらえノート #267

レシピ

イタリアのモデナ地方が発祥とされるバルサミコ酢は、イタリア語で「芳香がある」を意味し、かつては薬用や贈り物としても重宝されていたと言われています。

バルサミコ酢ドレッシングは、瓶から出してオイルと混ぜるだけでも作れますが、酸味が立ちすぎて野菜の味を邪魔してしまうことがあります。ひと手間煮詰めるだけで、酸味が丸くなりコクのある味わいに変わります。

バルサミコ酢の瓶と小皿に注がれた酢

ご用意するもの

バルサミコ酢100ml、オリーブオイル大さじ3、塩・こしょう少々。

①バルサミコ酢を弱火で煮詰める

小鍋にバルサミコ酢を入れ、弱火でゆっくり煮詰めます。沸騰させすぎると焦げて苦みが出るため、小さな泡がふつふつと立つ程度の火加減を保つのがポイントです。木べらで軽くかき混ぜながら様子を見ましょう。

弱火でバルサミコ酢を煮詰める様子

②とろみがつくまで加熱する

量がおよそ半分になり、木べらで持ち上げたときにとろりと糸を引く程度まで煮詰めたら火を止めます。冷めると少し粘度が増すので、思ったより緩いかなという段階で火から下ろすのが失敗しないコツです。

③冷ましてからオイルと合わせる

煮詰めたバルサミコは熱いうちにオイルを加えると分離しやすいため、粗熱が取れてからオリーブオイルを少しずつ加えて混ぜます。塩・こしょうで味を調えれば、コクのあるドレッシングの完成です。

煮詰めたバルサミコ酢とオイルを混ぜ合わせる様子

保存方法

清潔な保存瓶に入れれば、冷蔵庫で1〜2週間ほど保存できます。オイルと酢が分離しやすいので、使う前によく振ってから使ってください。 状態(においや色、ぬめり)を見て判断してください。

結び

煮詰めるというひと手間だけで、バルサミコ酢の印象は大きく変わります。サラダだけでなく、焼き野菜やチーズにもよく合うので、いろいろな場面で活用してみてください。

私たち仕入れ担当も、煮詰めることで際立つバルサミコ酢の芳醇なコクに触れるたび、丁寧なひと手間が食材の魅力を何倍にも引き立ててくれることを実感しています。

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