里芋は皮に独特のぬめりを持つ野菜で、この成分が消化を助けるともいわれています。
スープに使うときは、皮をむいた後に塩でもみ洗いしてぬめりを軽く落としておくと、スープが濁りにくくなります。

ご用意するもの
里芋…6個
塩…少々
①皮をむく
よく洗った里芋の両端を切り落とし、縦に皮をむきます。

②塩もみして洗い流す
塩をまぶして表面をもみ、出てきたぬめりを水で洗い流します。この一手間で、根菜スープに入れても口当たりよく仕上がります。

保存方法
皮付きのまま新聞紙に包み、風通しの良い冷暗所で保存すると1〜2週間ほど日持ちします。 状態(においや色、ぬめり)を見て判断してください。
里芋は土を落とさずに保管したほうが日持ちすることを、仕入れ担当として日々の作業から実感しています。
里芋の選び方と、皮むきの前に
里芋は、皮に傷や柔らかい部分がなく、持ったときにずっしりと重みのあるものを選びます。皮がしっかり乾いた状態でむくと、ぬめりが手に付きにくく、むきやすくなります。洗ったばかりで濡れている場合は、少し乾かしてからむくと作業しやすくなります。皮をむくときに、手がかゆくなることがあるため、気になる場合は手袋を使うと作業がしやすくなります。
失敗しやすい点
- ぬめりが残る:この記事の手順どおり、塩もみしてから洗い流すと、ぬめりが取りやすくなります。洗い流すのを省くと、スープが濁ったり、粘りが強く出たりします。
- 切り口が乾燥する:皮をむいたあとは、表面が乾きやすくなります。むいたら早めに次の工程に進みます。
- 保存中に傷む:里芋は低温に弱い野菜とされます。泥つきのまま新聞紙などに包み、風通しのよい涼しい場所で保存するのが一般的です。皮をむいたものは、冷蔵庫に入れて早めに使い切ります。
何g買えばよいか(廃棄率の目安)
日本食品標準成分表(八訂)増補2023年では、さといも(球茎・生)の廃棄率は15%です。皮つきの重さのうち約15%は、皮などの食べられない部分です。可食部を100g得るには、皮つきで約118g(=100÷0.85)が目安になります。
里芋の成分(日本食品標準成分表 八訂 増補2023年、さといも・球茎・生、可食部100gあたり)
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| エネルギー | 53 kcal |
| 炭水化物 | 13.1 g |
| 食物繊維総量 | 2.3 g |
| カリウム | 640 mg |
| ビタミンC | 6 mg |
| 廃棄率 | 15 % |
よくある質問
Q. 塩もみは、なぜ必要ですか?
A. 里芋の表面にあるぬめりを落とすためです。塩でもむと、ぬめりが取れやすくなり、洗い流したあとの調理がしやすくなります。
Q. 里芋の皮をむくと、手がかゆくなるのはなぜですか?
A. 皮のまわりの成分が手に触れて、かゆみを感じる人がいるためとされます。手袋を使う、または、洗ってしっかり乾かしてからむくと、作業しやすくなります。
この記事に関連する商品
▶ 有機・無添加の食品をオンラインストアで見る
コメント