栗は、鬼皮(外側の硬い皮)のまま茹でると、皮がむきやすくなります。この記事では、茹で方の手順、火の通りの見分け方、むき方、失敗しやすい点をまとめました。
ご用意するもの
- 栗
- 鍋、ボウル
- 包丁(またはくり抜き用のナイフ)、スプーン
手順
1. 選ぶ・洗う:傷みのあるものを除き、水で洗います。汚れが多いときは、ボウルにためた水にしばらく浸してから洗います。
2. 茹でる:鍋に、栗がかぶる量の水と、栗を入れ、火にかけます。沸いたら火を弱め、ふたをして茹でます。
3. 火の通りを見る:竹串を刺して、中まですっと通れば火が通っています。時間ではなく、竹串で確かめます。
4. 冷ます:湯を切り、少し冷まします。冷めすぎるとむきにくいので、触れる程度の温かさのうちに、次の工程に進みます。
5. むく:包丁で栗を半分に切り、スプーンで中身をすくいます。渋皮ごとすくうと手早く食べられます。渋皮をきれいにむくときは、渋皮を残して包丁で外側をむき、料理に合わせて仕上げます。
失敗しやすい点
- 中まで火が通らない:茹でる時間が足りない場合。竹串が通るまで続けます。
- 皮がむきにくい:冷めてから、むこうとした場合。温かいうちに作業します。
- 渋皮が残る:渋皮煮などのために渋皮を残す場合は、鬼皮だけを外して、渋皮が傷つかないようにします。詳しくは、栗の渋皮煮の下ごしらえの記事をご覧ください。
- 中が水っぽい・崩れる:茹ですぎです。竹串が通ったら、引き上げます。
茹でたあとの保存
- 茹でた栗は、冷めてから、皮ごと、または中身を取り出して、密閉して冷蔵または冷凍します。保存の考え方は、栗の保存方法をご覧ください。
栗の成分(可食部100gあたり)
| 項目 | 日本ぐり・生 | 日本ぐり・ゆで |
|---|---|---|
| エネルギー | 147 kcal | 152 kcal |
| 食物繊維総量 | 4.2 g | 6.6 g |
| カリウム | 420 mg | 460 mg |
| ビタミンC | 33 mg | 26 mg |
| 廃棄率 | 30 % | 20 % |
(出典:文部科学省 食品成分データベース https://fooddb.mext.go.jp/ 、日本食品標準成分表 八訂 増補2023年)
茹でると、廃棄率は生の30%から20%に変わります。ゆで栗100gを得るには、皮つきで約125g(=100÷0.8)が目安です。
よくある質問
Q. 鬼皮のまま茹でるのはなぜですか?
A. 皮つきのまま茹でると、水っぽくなりにくく、むいたあとの形も保ちやすいためです。
Q. 茹でた栗は、何に使えますか?
A. 栗ご飯(栗ご飯用の下ごしらえ)、栗きんとん、サラダなどに使えます。
Q. 茹でたあと、皮がむきにくいのは?
A. 冷めるとむきにくくなります。温かいうちにむきます。
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