ひじきの下ごしらえ|作り置きの煮物がべたつかない戻し方と下処理|旬の下ごしらえノート #522

レシピ

日本の食卓でおなじみのひじきは、縄文時代の遺跡からも出土するほど古くから食用とされてきた歴史ある海藻です。葉の部分を集めた「芽ひじき」と茎の部分である「長ひじき」があり、部位ごとに異なる食感が楽しめます。

ひじきの煮物は日持ちがして作り置きに重宝しますが、戻し方が甘いと芯が硬いままだったり、逆に戻しすぎて水っぽく仕上がったりします。少し丁寧に戻すだけで、味の含みも食感もぐっとよくなります。

乾燥ひじき

ご用意するもの

乾燥ひじき、たっぷりの水、ザル、ボウル

①戻す:たっぷりの水で15〜20分

乾燥ひじきはさっと洗って砂やゴミを流したあと、たっぷりの水に浸けます。戻すと5〜8倍にふくらむので、大きめのボウルを使うのが失敗しないコツです。

水で戻すひじき

15〜20分ほどで芯まで柔らかく戻ります。長すぎる浸け置きは風味が抜ける原因になるので、時間はきっちり計りましょう。

②水気を切る

ざるで水を切るひじき

戻したひじきはザルにあげ、軽く押さえて余分な水気をしっかり切ります。ここで水が残っていると、煮物の味付けが薄まってべたっとした仕上がりになってしまいます。

保存方法

戻す前の乾燥ひじきは常温で長期保存が可能です。戻したあとは使う分だけ調理し、余った分は水気を切って冷凍しておくと、次の作り置きにもすぐ使えます。

丁寧に水戻しして本来の風味を引き立てたひじきを味わうたび、日本の海が育む豊かな恵みのありがたさを私たち仕入れ担当も改めて実感しています。

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