みかんの下ごしらえ|薄皮をむいてシロップ漬けにする下処理|旬の下ごしらえノート #124

レシピ

日本で広く親しまれている温州みかんは、鹿児島県長島町が発祥の地と言われています。果肉を包む薄皮や白い筋には栄養が詰まっていますが、シロップ漬けにする際は丁寧に除くことで舌触りと澄んだ甘みが際立ちます。

みかんをまるごとシロップに仕込むと、房を包む薄皮が舌に残って苦みが出やすくなります。薄皮とすじを丁寧にむいてから漬け込むだけで、澄んだ甘さのシロップに仕上がります。

皮をむいたみかんと房に分けたみかん

ご用意するもの

みかん 好きなだけ/グラニュー糖(みかんの重さの7〜8割)/保存瓶

①皮をむいて房に分ける

みかんの皮をむき、房を1つずつ丁寧に分けます。白い筋(アルベド)が残っていると口当たりが悪くなるので、目立つ部分は指で軽く取り除いておきましょう。

②薄皮をむく

房の合わせ目に指先で小さく切り込みを入れ、そこから薄皮をゆっくりむいていきます。実を潰さないよう、薄皮だけをつまむ感覚で少しずつはがすのがコツです。

みかんの房の薄皮を指先でむいているところ

③糖と交互に瓶に詰める

薄皮をむいた実とグラニュー糖を交互に清潔な瓶に詰めていきます。詰め終えたら蓋をして冷暗所に置き、実から水分が上がってくるまで1日1回瓶を揺すって全体になじませましょう。

瓶にみかんの実と砂糖を交互に詰めているところ

保存方法

糖分がしっかり上がったら冷蔵庫で保存し、2〜3週間ほどで飲み頃になります。水や炭酸で割ってシロップとして、また実はそのままデザートに使えます。開封後は冷蔵庫で1ヶ月程度を目安に使い切ってください。

ひと手間の薄皮むきで、雑味のない澄んだ味わいに仕上がります。旬のみかんで手作りシロップをぜひ。

ひと手間かけて薄皮をむくだけで、旬のみかんが持つ素直な甘みが格段に引き立つことに、私たちも手作りの奥深さを実感しています。

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