ズッキーニやナスといった夏野菜は多くの水分を含んでおり、加熱することで組織が柔らかくなり、冷めていく過程で調味料が中まで染み込みやすくなる性質を持っています。
焼き野菜のマリネは、切り方と焼き加減の下ごしらえひとつで仕上がりが大きく変わります。厚みを揃えて切り、水分を軽く抜いてから焼くことで、マリネ液がしっかり染み込む土台ができます。

ご用意するもの
ズッキーニ・パプリカ・なすなどお好みの夏野菜、オリーブオイル・酢・塩各適量。
①厚みを揃えて切る
野菜は1cm前後の厚さに揃えて切ります。厚みがバラバラだと焼きムラができてしまうため、なるべく均一に切るのがポイントです。なすは切ったあと軽く塩をふり、余分な水分を出しておくと、焼いたときに油っぽくなりすぎません。
②油をひかずにしっかり焼き色をつける
グリルパンやフライパンを熱し、油を薄くひいて野菜を並べます。動かさずにじっくり焼き色をつけることで、香ばしさと甘みが引き出されます。焼き色がついたら裏返し、両面にしっかり焼き目をつけましょう。

③熱いうちにマリネ液に漬ける
焼き上がった野菜は、冷める前の熱いうちにマリネ液(オリーブオイル・酢・塩を混ぜたもの)に漬け込みます。熱いうちに漬けることで野菜の組織にマリネ液が入り込みやすくなり、冷めていく過程でしっかり味がなじみます。

保存方法
マリネした野菜は保存容器に入れて冷蔵庫で3〜4日ほど日持ちします。時間が経つほど味がなじんでいくので、翌日以降の方がより美味しく食べられます。
結び
厚みを揃えて焼き、熱いうちに漬け込むひと手間で、マリネの完成度がぐっと上がります。旬の野菜を使って、作り置きにも便利な一品を楽しんでみてください。
丁寧に焼き色をつけることで夏野菜の豊かな甘みが引き出される様子に、私たち仕入れ担当も旬の食材が持つ本来の力強さをあらためて実感いたしました。
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