花豆の下ごしらえ|大粒の甘納豆用にふっくら煮る浸水と下茹でのコツ|旬の下ごしらえノート #314

レシピ

花豆(ベニバナインゲン)は標高の高い涼しい地域でよく結実する性質があり、鮮やかな花を咲かせることからその名がついたと言われています。乾燥豆の中でも特に大粒で皮が厚いため、じっくりと時間をかけて吸水させることが美味しく煮上げる鍵となります。

花豆は大粒でほっくりとした食感が魅力の豆だが、皮が厚く火が通りにくいため、下ごしらえを省くと硬さが残ったり煮崩れたりしやすい。しっかり浸水させてから丁寧に下茹ですることで、ふっくらとした甘納豆向けの状態に仕上がる。

ボウルに入った乾燥花豆

ご用意するもの

乾燥花豆 200g/水(浸水用・下茹で用)

①たっぷりの水で一晩浸水させる

花豆は大粒で吸水に時間がかかるため、豆の3倍量ほどの水に浸けて一晩(8時間以上)置く。浸水が足りないと中心まで水分が届かず、煮ても皮だけ柔らかく中が硬いままになりやすい。

水に浸かってふくらんだ花豆

②渋切りをしながら下茹でする

浸水した豆を戻し汁ごと鍋に入れ、火にかける。沸騰したら差し水をして温度を一度下げる「渋切り」を1〜2回行い、アクを抜く。その後は弱火でひたひたの湯を保ちながら、豆が指で軽くつぶれる柔らかさになるまで静かに煮る。

鍋で下茹でしている花豆

保存方法

下茹でした花豆は煮汁ごと保存容器に入れ、冷蔵で2〜3日、冷凍なら1ヶ月ほど保存できる。煮汁に浸けたまま保存すると乾燥や身崩れを防げる。

大粒の花豆は手間がかかる分、下ごしらえの丁寧さがそのままふっくら感になって返ってくる。

産地から届く立派な大粒の花豆を見るたび、時間を惜しまず丁寧に向き合うことでその魅力が最大限に引き出されるのだと私たちも感じています。

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