黒豆の下ごしらえ|パウンドケーキに使う下ゆでと甘さ加減|旬の下ごしらえノート #678

レシピ

黒豆の黒い皮にはポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれており、煮汁ごとじっくり調理することで美しいつやと風味が引き立ちます。

黒豆をパウンドケーキに混ぜ込むと、しっとりとした生地に豆の甘みがアクセントになります。生地になじむよう仕込む下ゆでのコツを紹介します。

黒豆の下ごしらえ

ご用意するもの

乾燥黒豆100g、砂糖、水(戻し用・煮る用)

① たっぷりの水で一晩戻す

乾燥黒豆は洗ってから豆の3倍量ほどの水に浸し、一晩かけてゆっくり戻します。急いで戻そうとすると皮が破れやすくなるため、時間をかけるのが失敗しないコツです。

黒豆を水に浸して戻す様子

② 戻し汁ごと弱火でやわらかく煮る

戻した豆は戻し汁ごと鍋に移し、弱火でアクを取りながらやわらかくなるまで煮ます。皮の色素が煮汁に溶け出しているので、そのまま煮るとつやのよい黒豆に仕上がります。

黒豆を弱火で煮る様子

③ 砂糖を加えて甘さを控えめに調える

ケーキ生地に混ぜ込むことを考え、砂糖は普段よりやや控えめに加えて甘さを調えます。豆自体に下味をつけておくことで、生地と一体感のある味わいになります。

保存方法

煮汁ごと保存容器に入れて冷蔵すれば4〜5日、汁気を切って冷凍すれば1ヶ月ほど保存できます。使う分だけ取り出して生地に混ぜ込めます。

丁寧な下ごしらえは、素材そのものの味を引き立てる一番の近道です。

和の食材でありながら洋菓子にも優しく寄り添う黒豆の豊かな風味に、素材が持つ奥深い魅力を私たち仕入れ担当も実感しています。

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