商品コード: 2252
新得農場 ラクレット 150gカット
栄養成分表示(100g当たり)※推定値
エネルギー 379kcal 、たんぱく質 24.5g、脂質 29.0g、炭水化物 5.1g 、ナトリウム 580mg、食塩相当量 1.5g 、灰分 3.6g 、カルシウム 580mg 、水分 37.8g
共働学舎新得農場
共働学舎新得農場では、欧州の伝統的なチーズ製造技術で、ブラウンスイス牛のミルクからチーズを手造りしています。牛は春から秋は山の放牧地でのびのびと、冬には活性炭や発酵菌を利用した木造牛舎で健やかにゆったりと過ごしています。
自然流下でミルクに優しい構造の工房、札幌軟石を積み上げた熟成庫など、美味しいチーズ造りの条件を追及しています。北海道新得町の気候・風土・水脈を考慮して、自然の摂理のままの酪農を目指しています。
共同学舎新得農場のものづくり
チーズを中心とした私たちのものづくりは、新得の大地を基盤に微生物から牛、そして人間までを貫く自然エネルギーの流れに忠実であることを大切にしています。そのエネルギーとは何でしょう。人間はそれを、例えば微弱な電気としてとらえることができます。
私たちの牛舎は木造で、鉄骨が使われていません。そして牛舎の床下には、大量の粉炭が埋められています。これらはすべて、この土地のエネルギーのめぐりを遮さえぎらないための方法です。
大地とそこに交わる水や風、そして光は、場の有機物の循環とエネルギーの流れを生み出します。西を日高山脈、北を大雪連峰の山々に囲まれ、南東に十勝平野が広がる新得のような地形は、西から来る大地のエネルギーと、太陽の恵みである“陽”のエネルギーが十文字に交わる「ひだまり」をつくります。さらにこの地は十勝川の最上流であり、最も自然のエネルギーに恵まれたところであると考えられます。
「自然と一体になっている方が、高い質を作り出せる」。
私たちは経験的にそのことを知っています。だからかたくなに殺菌や無菌をめざすよりも、微生物によって微生物をコントロールすることの方が自然なのです。命あるものが必要とする最も基本的なことを尊重しながら、機械を主役とするものづくりよりも、微生物をじゃましない、機械に頼らないものづくりへー。私たちは産業革命以前の古いにしえの教えや伝えを現代科学の目であらためて探求しながら、すべての生き物を共振させる「自然の摂理のままの酪農」に取り組んでいます。
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ラクレットは、アルプスの伝統料理です。
ラクレットはお料理名でもあり、その語源は"削る=racler"という意味のフランス語。アルプスの山小屋で暖炉の火にチーズをかざし、切り口の表面をあぶり、溶けたところをナイフで"削り"、じゃがいもやパンにと一緒に食べられていました。本場フランスチーズ業界の第一人者、ジャン・ユベール氏が新得農場を訪れ「この気候・風土や山の放牧スタイルに最もふさわしい」と作るのをすすめたチーズです。
おすすめの食べ方
パンにスライスしたチーズを乗せ、オーブントースターで焼けばお手軽にラクレットトーストの出来上がり。相性がいいのはなんといってもジャガイモ。ゆでたジャガイモにスライスしたチーズを乗せ、オーブンで加熱。トロリとお召し上がりになりたいときは焼き時間を短めで。こんがり焦げ目が付くくらいに焼いてもまた美味です。お好みで季節のお野菜も一緒にお召し上がりください。
オーブンが無い場合には弱火で熱したテフロンのフライパンでチーズを溶かし、用意をした温野菜の上にかけてください。ラクレットの表皮は、お召し上がりいただけます。風味を強くしたい場合には皮も一緒に焼くと、より一層風味が増します。
マイルドにお召し上がりになりたい時には皮は外してください。焼かずにそのまま食べてもお手軽なおつまみとしてお召し上がりいただけます。残ったチーズはラップで空気を追い出すように密着させて包んでください。10 日ほどで食べきるのが理想です。