ひらたけは平安時代の『今昔物語集』にも登場するほど、古くから日本で親しまれてきたキノコです。欧米ではその形から「オイスターマッシュルーム」の名でも知られています。
ひらたけは香りが強く歯ごたえもしっかりしたきのこですが、包丁で切るより手で裂いたほうが味のしみ込みがよくなります。煮物にする前にひと手間かけておくと、仕上がりがぐっと美味しくなります。

ご用意するもの
ひらたけ 1パック(150g程度)
1)石づきを切って手で裂く

根元の石づきを切り落としたら、大きな株を食べやすい大きさに手で裂きます。断面がでこぼこになるように裂くと、味がよくしみ込み、香りも立ちやすくなります。
2)さっと下ゆでする

沸騰した湯にさっとくぐらせ、1分ほどで引き上げます。長く茹ですぎると香りと歯ごたえが失われるので、色が変わったらすぐに取り出すのが目安です。 火の通りや状態を見て調整してください。
3)水気を切って冷ます
ざるにあげて粗熱を取り、軽く水気を絞ります。この状態にしておけば、煮物に加えたときに味がぼやけず、短時間でしっかり味がなじみます。
保存方法
下ゆで前の生の状態なら、キッチンペーパーに包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で2〜3日ほどを目安に保存してください。下ゆで後は当日中に使い切るのがおすすめです。 状態(においや色、ぬめり)を見て判断してください。
煮物のほか、汁物や炒め物にもよく合います。
手で丁寧に裂いて下ごしらえしたひらたけは出汁がしっかり染み込み、私たち仕入れ担当もその歯ごたえと豊かな香りにいつも感心させられます。
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